理科の教師が理科を教えられない

2020年2月12日

長岡市内の中学校の生徒の理科の授業ノートを見ているとその担当教師の専門分野がよくわかる。そのほとんどかが、物理、化学、生物で地学分野の専門の教師はほとんどいない。事実、某中学校は天体分野を授業回数6回ですっ飛ばしていました。天体分野をやらなかったせいで理科の教科書を12月ですべて終えていました。この学校は12月から受験対策をしているようだが、天体の問題はやらないんだろう。私は教育学部理科を卒業した者だから教員になるにはどうすればいいか分かるから天体分野が苦手な教員がいても何ら不思議ではない。なぜなら大学のカリキュラムに天体分野がないから。あと気象分野もない。教員採用試験のときに勉強する程度で知識不足は明らかです。中には教師になってから教材研究して勉強している方もいらっしゃると思いますが、大変だと思います。つい最近、国語の漢詩の韻の踏み方で複数の教師の解釈がバラバラで、生徒に問いたださせたが、回答は曖昧でした。日々家庭教師で生徒の勉強を見ていると教える側がこれで大丈夫なのかと思います。自動車免許は5年に一回更新がありますが、教員免許に更新はありません。新潟県以外から新潟県内の中学校の教員になる方は新潟県の高校受験のこともよくわかりません。不安だらけの学校で私は日々生徒、親御さんにいろんなことを忠実にアドバイスしています。