授業との向き合い方(高2編)

高校2年生になると、大学進学を意識している人なら、志望校とまではいかなくても、文系、理系くらいははっきりしてくると思う。

そして、高校のカリキュラムも、高2になると現代文、数学など共通科目もあるとはいえ、文系、理系とクラスわけされ始める時期だ。

高2は、中だるみの時期と言われるが、引き続き、英語、数学と大学受験で核になる科目の勉強が中心になる。しかし、できれば高2のうちに決めてほしいのが、社会(地歴公民)と理科の選択科目。

さらにできれば高2から選択科目の勉強を始めてほしい。高校のカリキュラムの都合上、まだその科目の履修が始まってなくても、少しずつ独学で始めていってほしい。

地歴公民、理科も中学の内容とかぶるが、内容が一気に深くなる。歴史が好きだら日本史は得意科目にできると安易に考えるほど、大学受験で覚える分量は甘くない。これは理科も同様。

日本史や世界史などは全時代を終わらない受験生も多い。だからこそ高2からコツコツ覚えていきたい。

ヒロマルは地歴公民では、世界史をすすめている。

特に難関国立大の場合は、選択科目を複数選択しなくてはいけないから高2には勉強を始めたい。

高校の授業に関しては高1の時同様に、大学受験の勉強とは別に、学校の勉強は割り切ってやっていきたい。高1を全科目平均点弱くらいで切り抜ければ、その経験で高2も同じようになんとかなるはずだ。

高1、高2でも受験に関係ない科目を平均点くらいで乗り切れる要領を身につけることは、科目そのものの知識は役に立たなくても、本格的に受験勉強をする時の要領にも応用することができる。高2までの高校の授業、テストの切り抜け方は、たとえ教師がウザくても、その練習だと割り切った方がいい。

もし高2の時に選択科目が授業にあればラッキーだ。特に地歴公民の日本史、世界史などは高校の授業の中で一番、大学受験に直結しやすい科目だ。これも担当教師との相性があるので、フィーリングが合わなければ赤点を取らない程度にやればいいが、授業でも利用できるものは利用する発想がほしい。