本気で勉強できる才能がある人間は一握り

2020年3月3日

東大合格者の合格体験記などで、1年間、1日あたり12-14時間、勉強していたというような声を聞くが、普通の人間は1日ですら12-14時間、勉強するのは厳しい。

勉強をできるというのも一つの才能であり、その才能を持っている人はほんの一握りにしかいない。東大、京大の上位学部を狙う受験生以外、そんな才能を持った受験生に勝てなかったら、突破できないということはない。

しかし、東大でなくても偏差値関係なく私大でも、爆発的な集中力で勉強して合格する受験生もいる。彼らの方法論は様々だろうし、一般的な受験生の参考になるか?と言ったら、ほぼNOなのでここで検証もしない。

ただし、そういう受験生もいるということは意識していてほしい。

元代ゼミの古文の元暴走族として人気があった講師は、9月の模試で偏差値20台だったのが、1日18時間勉強して、12月には70を超えていたのが伝説となっていた。

話に矛盾した点や信憑性に疑わしいと言われているが、それくらいの気持ちで勉強していたのは本当だろう。

難関国立、中堅私大だろうと、どの大学を狙うにしろ、そういう人間も自分が受ける大学の受験生に1人はいると、心の隅において勉強するのだ。それだけでもモチベーションが違う。スランプになった時など仮想受験生の存在を思い出すと、尻がたたかれるはずだ。