ウィルスよりも人間が勝手に敵を作っていくことの脅威。

ヒロマルのSNSより引用

イタリアの高校の校長が生徒に向けたメッセージが話題だ。

17世期に流行ったペストを引用して、

見えない敵に脅かされた時、人はあちこちに敵が潜んでると感じることこそ、それこそが危険。

まさに、コロナのウィルスそのものが脅威というより、それに異常反応して、自粛ムードになっている人間の行動が問題だし、戦争の被害以上に修復が難しいところまできてしまった。

今回のコロナは、医学というよりは心理学の分野だと思う。

日本も3.11の時、福島での原発による風評被害が蔓延した。

怖いなと思ったよ。福島に住んでるだけで、その地域の人間は放射能に汚染された犯罪者、獣扱いだから。一瞬にして人間が人間扱いされなくなる。

また、太平洋戦争では広島、長崎の被爆者が一番辛かったのは、被爆したことより世間からの偏見と話す。
戦後、被爆者の自殺が相次いだ。

イタリアの校長戦争のメッセージこそ、まさに教養のある教育者だから発せられたもの。

歴史を発信しているものとして、こういう時こそ、我々も歴史に学んだ知恵を持ってもらいたい考える。

まずは現代の医学の進歩を信じよう。