教育改革が叫ばれる昨今、従来の教師の話を一方的に聞く授業形式ではなく、教師と生徒のコミュニケーションを重視した、アクティブラーニングを取り入れていくそうだ。
個人的にはアクティブラーニングが主体となると、不登校児童がますます増えると思う。
不登校児童というのは、基本的に他人と接することを拒否している。今までの一方的な授業だったら、少なくとも授業時間中は、教師の話を聞いてノートをとっていればいい。要は授業中は自分の世界に閉じこもっていられる。
それがアクティブラーニング主体の授業だと、授業中もクラスメートなんらかの形でコミュニケーションを取らなくてはならない。そうすると大人しい性格の子供たちにとっては地獄だ。
休み時間はクラスメートと接するのが嫌、中にはからかってくる奴もいる、授業が始まり教師が入ってきた瞬間、安心する子たちもたくさんいる。
リスニング、スピーキングなどを導入する英語教育のように、何がなんでも世界標準に合わせようとする発想が、明治時代の鹿鳴館外交の頃と変わらない。
※鹿鳴館外交の意味がわからない君は、しっかり調べるように。
そもそもアクティブラーニングも、リスニング、スピーキングも教える教師たちが、その教育課程を学んできてないのでできるわけがない。教師が付け石で学んだアクティブラーニングに期待できるだろうか?