数学が苦手になる第一関門
小学校までは算数が得意だったお子さまでも、中学で数学に変わると苦手科目になってしまうお子さまも少なくありません。
文系志望の場合でも数学ができると有利で、国立大学を目指したい方は数学を不得手にするのは不利です。
理系を目指すなら、なおさら数学は得意分野にしておきたいものです。
この点、中学数学でつまずきやすい分野が連立方程式です。
逆にここをクリアしてしまえば、数学が楽しくなり、高校数学でより複雑化してくる連立方程式もスラスラ解けるようになります。
みんながつまずく連立方程式とは
連立方程式とはxとyが含まれていて、2つの式で成り立っている方程式のことです。
この方程式ではxとyのどちらかを消して解いていきます。
解き方には2種類あります。
加減法と代入法です。
加減法の場合は片方の係数を揃え、2つの式を足すもしくは引くと、係数を揃えた文字が消え、残りの文字の式だけ残るというものです。
代入法の場合はどちらかの式で、x=・・・といった形にし、もう片方の式のxに先ほど作った式を入れるというものです。
どちらのやり方を使ってもOK
最初の段階では加減法、代入法のどちらかでないと解けないという問題は少ないです。
式が複雑化しても解きやすく、比較的使用頻度が高くなるのは代入法ですので、中学のうちに代入法に慣れておくのをおすすめします。
ただ、問題によっては加減法のほうが解きやすい、早く解けるという場合もありますので、代入法に固執せず、両方とも使えるようにしておきましょう。