4月のスタートダッシュはしない

少し先の話だが、4月に新学期が始まっても、あまり力む必要はない。

新しい学年は新鮮な気持ちに、新しい教材が学校から与えられ、ノートも綺麗に取ろうと決心するものだ。

それも最初だけで、教材は汚くなっていくし、ノートに書くのもどんどん雑になっていくものだ。4月だからといって、必要以上にスタートダッシュを意識することはない。

各科目、最初の授業は教師自身の自己紹介だったりで、実際に本格化に授業が始まるのは、4月中旬くらいからだ。だから、5月のGWまではそれほど多くの内容をやるわけではない。

むしろ、スタートダッシュを意識しすぎると、GW以降に息切れしてしまうものなのだ。それを世間では5月病と呼ぶ。4月は新しい生活になれるくらいの感覚で、GW辺りからエンジンをかけるくらいでもいい。

そこで5月病の生徒は抜けるし、夏にむけて少しずつテンションを上げていけばいい。春休みは4月の新学期という変化する生活の戸惑いなどに備えて、勉強する習慣だけでも作っておこう。