教科書が基本、学校の授業を聞いていれば大丈夫という妄想

大学受験の赤本の合格体験記や対策には、教科書レベルで合格点がとれる。学校の授業が基本とよく書かれている。

これを額面通り受け取ってはならない。

大学入試の問題は、教科書の内容を引っかかりやすいように応用して出題される。学校の授業は教科書をベースに行われるが、教科書の範囲を全て終わらす教師は稀だ。

そもそも教科書の内容自体を完璧にすること自体、かなりの労力を要するし、入試に出る形で覚えるのに適してないので時間の無駄だ。

高校の教師は、文部科学省から教科書を使用するように指令が来てるから、ただ単に役人の指示に従って、教科書と授業が基本とかわけわからないことを生徒たちに押しつける。

大学受験で教科書が役に立つのは、日本史、世界史の教科書と言われているが、その歴史科目でさえ、無味乾燥な教科書をベースに勉強している受験生は少ない。

ヒロマルは世界史だとマンガを勧めている。

赤本を含めて、大学受験界で、教科書レベルという曖昧な表現をやめないか?